アトピー性皮膚炎とは、乳幼児期に始まることが多い皮膚炎で、よくなったり、悪くなったりをくり返しながら長期間続きます。非常に痒みの強い湿疹が出ます。体質的なものと環境的なものとが関係していると考えられています。そのため、喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎など他のアレルギー疾患をあわせ持つ人が多くいます。伝染性膿痂疹(とびひ)などの感染症、白内障、網膜剥離などを合併しやすいのもこの皮膚炎の特徴です。アトピー性皮膚炎は、近年増加傾向にあります。
[原因]
アトピー性皮膚炎は、「アトピー体質」という遺伝的に痒みを起こしやすい体質の人が、様々なアレルゲン(抗原)と刺激にさらされた時に起こる皮膚炎であると考えられています。原因となるアレルゲン(抗原)には、ハウスダスト、ダニ、スギ、ブタクサなどの花粉、空中に浮遊しているカビ、犬や猫の垢、さらには昆虫のフンや建材の処理剤といった、生活環境中の物質が多く挙げられます。その他にも、乳幼児では牛乳、卵、大豆、そば、小麦粉などの食物がアレルゲンとなることも少なくありません。ストレスなどの精神的要因もアトピーを悪化させる原因の一つとされています
[症状]
アトピー性皮膚炎では、非常に強い痒みのある湿疹が、目・耳・口のまわり、おでこ、唇、首、手足の関節の内側、胴体などに左右対称に出てきます。症状が出現するのは、早くて生後2~6ヶ月で、1歳、4~5歳発症が多く、学童期・思春期になって始まることもあり、最近は成人になってから症状が出る人もいます。
[治療]
アトピー性皮膚炎の治療は、スキンケア・アレルギー反応の抑制・炎症の抑制の3点に重点が置かれます。湿疹の症状をまず改善し、症状が治まったら皮膚炎を予防する治療を行います。症状や程度は一人一人異なるため、使われる方法・手順もその人それぞれです。ステロイド外用薬(皮膚の炎症を抑える)、抗ヒスタミン剤もしくは抗アレルギー剤(アレルギー反応の抑制)、尿素軟膏やワセリン(スキンケア)などを用いて治療します。
[受診科]
皮膚科、小児科
アトピー性皮膚炎とは
| 脳の病名・症状 | 脳卒中 脳内出血 くも膜下出血 脳梗塞 一過性脳虚血発作 高血圧性脳症 |
| 目(眼)の病名・症状 | 白内障 緑内障 ものもらい(麦粒腫と霰粒腫) |
| 消化管の病名・症状 | 急性胃炎 慢性胃炎 胃潰瘍・十二指腸潰瘍 急性腸炎 慢性腸炎 過敏性腸症候群 胃下垂 胃ポリープ(過形成ポリープ) 腸重積 腸チフス ノロウィルス感染症 |
| 耳の病名・症状 | メニエール病 中耳炎 |
| 呼吸器の病名・症状 | 風邪(かぜ)症候群・インフルエンザ 急性咽頭炎 肺炎 |
| 循環器(心臓・血管 ・血圧)の病名・症状 |
高血圧症 動脈硬化症 狭心症・心筋梗塞 |
| 肝臓・胆のう ・すい臓の病名・症状 |
肝硬変 肝炎(急性肝炎・慢性肝炎・劇症肝炎) 膵炎 胆石症 |
| 腎臓の病名・症状 | 腎硬化症 腎不全 腎結石・尿路結石 ネフローゼ症候群症 |
| がん(癌)の病名・症状 | がん(一般) 胃がん 咽頭がん 肝臓がん 舌がん 膵臓がん 前立腺がん 大腸がん 乳がん 脳腫瘍 肺がん 膀胱がん |
| 皮膚の病名・症状 | アトピー性皮膚炎 蕁麻疹(じんましん) 白癬症(みずむし・たむしなど) 主婦湿疹(手湿疹) 手足のできもの(いぼ・タコ・ウオノメ) とびひ ねこひっかき病 |
| 骨・関節の病名・症状 | 椎間板ヘルニア 骨粗鬆(こつそしょう)症 |
| アレルギー性疾患 ・自己免疫疾患 | アレルギー・自己免疫疾患とは 花粉症 気管支ぜんそく アトピー性皮膚炎 |
| 内分泌・代謝の病名 | 糖尿病 高脂血症 |
| 精神・神経の病名 | 自律神経失調症 躁鬱(そううつ)病 |
| 女性の病名・症状 | 月経不順・生理不順 月経前緊張症 更年期障害 若年性更年期障害 子宮筋腫 子宮頚癌 子宮体癌 子宮内膜症 生理痛 乳腺炎 乳腺症 乳腺線維腺腫 不妊症 卵巣癌 卵巣のう腫 |
| 子供の病名・症状 | おむつかぶれ 気管支内異物症 クループ 小児自閉症 新生児ヘルペス 手足口病 伝染性紅斑(りんご病) 突発性発疹 乳児嘔吐下痢症 百日咳 風疹 ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS) プール熱 ヘルパンギーナ マイコプラズマ肺炎 水痘(みずぼうそう) 麻疹(はしか) 夜尿症 流行性耳下腺炎(おたふく風邪) |
| 性病の病名・症状 | エイズ(HIV) 外陰炎 疥癬(かいせん) 性器カンジダ症 ケジラミ症 細菌性膣炎 性器クラミジア感染症 性器ヘルペス 尖形コンジローマ 膣トリコモナス症 梅毒 淋病 |




