新生児ヘルペスとは、産道感染や分娩後にヘルペスを唇などに発症しているお母さんやお父さん、医療従事者、お見舞いにきてくれた人などから感染して、全身(肝・肺・副腎・中枢神経系などの臓器)、または部分的(皮膚・口腔粘膜・目・中枢神経など)にヘルペス感染症の症状を示し、発熱・哺乳力の低下や活動性の低下を起こす病気です。新生児ヘルペスは無治療で80~90%が死亡する疾患で、特に全身型は出生後2~7日で発症し、7~10日間の短い経過のうち死亡する例が多くあります。しかし、抗ウィルス剤が開発されたため、最近では救命できることが多くなってきました。
[原因]
新生児のヘルペス感染は、胎内感染(お母さんのおなかの中で感染する)、産道感染(生まれる時にお母さんから感染する)、出生後の水平感染(ヘルペスを発症している人からうつされる)の3経路があります。
[症状]
新生児ヘルペスは全身・中枢神経型、皮膚型(表在型)に分類されます。全身型は予後が悪く、抗ウィルス剤が使用可能になった現在でも約40%の新生児が死亡してしまいます。中枢神経型では脳症などの後遺症を残すことがあります。全身・中枢神経型は、水疱などの皮疹が出るとは限らず、哺乳力低下、発熱などの症状で発症することが多いので注意が必要です。出生後2週間以内に発症します。皮膚型は、皮膚や粘膜に水泡がプツプツと出現しますが、予後は良好です。
[治療]
ただちに抗ウィルス薬を投与します。出生後に新生児ヘルペスにかかる可能性があるのは、最初の数週間です。この時期の感染は必ずと言っていいほど、口唇ヘルペスをもつ大人のキスによって引き起こされるため、口唇ヘルペスができている人は赤ちゃんにキスをしないことが大切です。
[受診科]
産婦人科、小児科
新生児ヘルペスとは
| 脳の病名・症状 | 脳卒中 脳内出血 くも膜下出血 脳梗塞 一過性脳虚血発作 高血圧性脳症 |
| 目(眼)の病名・症状 | 白内障 緑内障 ものもらい(麦粒腫と霰粒腫) |
| 消化管の病名・症状 | 急性胃炎 慢性胃炎 胃潰瘍・十二指腸潰瘍 急性腸炎 慢性腸炎 過敏性腸症候群 胃下垂 胃ポリープ(過形成ポリープ) 腸重積 腸チフス ノロウィルス感染症 |
| 耳の病名・症状 | メニエール病 中耳炎 |
| 呼吸器の病名・症状 | 風邪(かぜ)症候群・インフルエンザ 急性咽頭炎 肺炎 |
| 循環器(心臓・血管 ・血圧)の病名・症状 |
高血圧症 動脈硬化症 狭心症・心筋梗塞 |
| 肝臓・胆のう ・すい臓の病名・症状 |
肝硬変 肝炎(急性肝炎・慢性肝炎・劇症肝炎) 膵炎 胆石症 |
| 腎臓の病名・症状 | 腎硬化症 腎不全 腎結石・尿路結石 ネフローゼ症候群症 |
| がん(癌)の病名・症状 | がん(一般) 胃がん 咽頭がん 肝臓がん 舌がん 膵臓がん 前立腺がん 大腸がん 乳がん 脳腫瘍 肺がん 膀胱がん |
| 皮膚の病名・症状 | アトピー性皮膚炎 蕁麻疹(じんましん) 白癬症(みずむし・たむしなど) 主婦湿疹(手湿疹) 手足のできもの(いぼ・タコ・ウオノメ) とびひ ねこひっかき病 |
| 骨・関節の病名・症状 | 椎間板ヘルニア 骨粗鬆(こつそしょう)症 |
| アレルギー性疾患 ・自己免疫疾患 | アレルギー・自己免疫疾患とは 花粉症 気管支ぜんそく アトピー性皮膚炎 |
| 内分泌・代謝の病名 | 糖尿病 高脂血症 |
| 精神・神経の病名 | 自律神経失調症 躁鬱(そううつ)病 |
| 女性の病名・症状 | 月経不順・生理不順 月経前緊張症 更年期障害 若年性更年期障害 子宮筋腫 子宮頚癌 子宮体癌 子宮内膜症 生理痛 乳腺炎 乳腺症 乳腺線維腺腫 不妊症 卵巣癌 卵巣のう腫 |
| 子供の病名・症状 | おむつかぶれ 気管支内異物症 クループ 小児自閉症 新生児ヘルペス 手足口病 伝染性紅斑(りんご病) 突発性発疹 乳児嘔吐下痢症 百日咳 風疹 ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS) プール熱 ヘルパンギーナ マイコプラズマ肺炎 水痘(みずぼうそう) 麻疹(はしか) 夜尿症 流行性耳下腺炎(おたふく風邪) |
| 性病の病名・症状 | エイズ(HIV) 外陰炎 疥癬(かいせん) 性器カンジダ症 ケジラミ症 細菌性膣炎 性器クラミジア感染症 性器ヘルペス 尖形コンジローマ 膣トリコモナス症 梅毒 淋病 |




